さいたま国際芸術祭２０２３レガシー作品展示開始のお知らせ
さいたま国際芸術祭２０２３で出展された、埼玉県立大宮光陵高等学校の作品《ぐるぐるNATURE》のレガシー作品としての展示を、RaiBoC Hall(市民会館おおみや)5階にて開始しました。
本作品は、同校の美術科、音楽科、書道科の生徒有志6名により共同で、同校卒業生でもある現代美術家の梅沢和木氏をアドバイザーに迎え、株式会社ワコムによるペンタブレットをはじめとした機材協力のもと制作されました。
作品は「森にかえる」を題材とした「循環」をテーマとしています。参加した生徒同士でペンタブレットを用いた作品を出しあい、互いに鑑賞する。そこから得たインスピレーションをまた作品にする。その工程を繰り返し、それぞれが作品を出力して一つの作品にコラージュ。さらに絵具等でペイントして制作されました。ペンタブレットというデジタルツールを用い、コラージュ・アクリルペイントというアナログツールも駆使する挑戦でした。音楽科の生徒はテーマを元に作曲をし、その曲を聴いて得たインスピレーションを作品に出力したり、書道科の生徒は文字をモチーフに制作したりするなど、それぞれの特性を生かした作品制作となりました。
さいたま国際芸術祭２０２３の会期中は2023年12月9日(土)にさいたま市西部文化センターに展示。制作した学生によるスライド説明、トークセッションと、アドバイザー梅沢和木氏による講演会もあわせておこなわれました。
お近くにお寄りの際には、ぜひお立ち寄り、ご鑑賞いただきたく願います。
なお、本作の展示終了期間は未定です。