「ところでなにする?:さいたまアーツコモンズツアー2024」を開催します!
さいたま市内の6つの「アーツコモンズ(誰もが参加できる文化的な共有地)」を巡り、その場所で日々営まれていることと、6名のゲストアーティストの表現を体験するプログラムです。
プログラムでは、福祉・教育・環境・工業・地域活動まで幅広い活動を行っている人と場所をアーティストと共に訪ね、そこで生まれる表現活動との関係を探ります。
「さいたま国際芸術祭2020・2023」の2回の芸術祭で実施した市民プロジェクト「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」を通して培った「人と場所と表現の関係」をさらに深め、生活都市さいたまで、「アーツコモンズ」がより身近になり、日々の暮らしの中でアートに参加する習慣が生まれることを目指しています。
プログラムの各回の構成について
このプログラムのポイントは、その場の活動を「見たり、聞いたり」するだけではなく実際に「体験」してみて、場や活動に参加する人同士が相互に知り合い、その上でアーティストの表現も体験することです。
それによって、場、人、表現による触発や、新たな活動が派生して生まれてくることを期待しています。
そして、さいたま市内にこのような「アーツコモンズ(誰もが参加できる文化的な共有地)」があることで、日々の暮らしが創造的で豊かになるのではないかと考えています。
【各回の構成】
1.場を知る(その場所を日常的に運営・管理している人の普段の活動を体験します)
2.表現を体験する(ゲストアーティストによる場所の特性を生かした表現やワークショップを体験します)
3.体験を意味付けする(1と2の二つの体験を通して感じたことや気づきを共有し、活動を意味づけします)
開催スケジュール(各回のタイトルをクリックすると詳細ページへ飛びます)
第1回:語りと福祉の関係編【終了しました】
日 時|2024年9月28日(土)13:30~16:00
場 所|Cookie & Deli マーブルテラス
案内役|テンギョー・クラ、若尾 明子、三浦 匡史
申込み|申込み終了
第2回:音と自然の関係編【終了しました】
日 時|2024年10月19日(土)10:00~12:30
場 所|中尾第二自然緑地
案内役|松本 一哉、堀江 光夫、三浦 匡史
申込み|申込み終了
第3回:アートと工場の関係編【終了しました】
日 時|2024年11月8日(金)14:00~16:30
場 所|岩槻駅東口コミュニティセンター
案内役|懸谷 直弓、松浦 広展、三浦 匡史
申込み|申込み終了
第4回:詩と公園の関係編【終了しました】
日 時|2024年11月30日(土)13:30~16:00
場 所|ヒアシンスハウス、STUDIO・45
案内役|向坂 くじら、小泉 文、ヒアシンスハウスの会メンバー
申込み|申込み終了
第5回:身体とまちの関係編
日 時|2025年1月19日(日)13:30~16:00
場 所|南浦和商店会、STAND Coffee コトコト&Gallery-B、さいたま市文化センター
案内役|アオキ裕キ/新人Hソケリッサ!、野口 敬
申込み|2024年12月6日(金)10:00~
第6回:表現と場所の関係編(詳細ページ準備中)
日 時|2025年2月22日(土)13:30~16:00
場 所|GAFU -gallery & space-
案内役|藤 浩志
申込み|2025年1月8日(水)10:00~
プログラムのアーカイブ
プログラム終了後、アーツカウンシルさいたまの公式no+eにて、アーカイブ記事を掲載します。
ぜひご覧ください。
プロジェクトチーム
浅見 俊哉(プロジェクトリーダー)
美術家・写真作家・造形ワークショップデザイナー。
1982 年東京都葛飾区生。2006 年文教大学教育学部美術専修卒業。
2004 年頃から、「時間」と「記憶」をテーマにものを直接感光面に置き一定の太陽光で撮る写真(フォトグラム)を制作。
代表作にヒロシマの被爆樹木を2012 年より毎年撮り続ける『呼吸する影- 被爆樹木のフォトグラム-』がある。
「つくること」と「つたえること」の両輪を持って活動する事が自身の芸術活動であると考え、全国各地でワークショップやアートプロジェクトを実施し、制作者と参加者が双方向的に創造力を生み出せる「場」をつくっている。
近年は「さいたま国際芸術祭2023」市民プロジェクトキュレーターを務め「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」を展開した。
三浦 匡史(プロジェクトファシリテーター)
NPO 法人都市づくりNPO さいたま理事・事務局長、および個人事務所 地域生活デザイン代表。市民参加を促進するためのワークショップの開催、シンポジウムの企画・運営、さまざまな市民団体や個人とのネットワークを形成するためのつなぎ役として活躍し、市民と行政を仲立ちするまちづくりNPO で活動している。
さいたまトリエンナーレ2016 ではプロジェクトディレクターを、さいたま国際芸術祭2020ではキュレーターを務めた。
山本 未知(プロジェクトアーカイバー(映像))
ソーシャルデザイナー。
1995 年生まれ、埼玉県さいたま市南浦和出身。
アートプロジェクトの展示構成およびインストール、アーカイブ、映像制作を行う。
現在 「thirdkindbooks」という名前で活動中。書籍との出会いや、関わる環境に新たな可能性を提案している 。2019 年に Thirdkindbooks + Yu Oharaとして大原由と共同制作や「さいたま国際芸術祭2020」では市民プロジェクトとしてSACP とG.F.A.S(Grate Fan of Art Sightama)などの活動を行う。
皆川 文世(プロジェクトアーカイバー(テキスト))
さいたま市在住、1 児の母。大宮のコワーキングスペースで働きながら、浦和・大宮経済新聞の記者ライターとして約100 本を取材執筆。
ライター業の他に、事業主のサポート業務や、イベント事務局の運営など、幅広く関わっている。
アートや地域活性化にも興味があり、好奇心旺盛に足を運ぶ。パンダ好きで覚えてもらえることが多い。
本事業に関するお問い合わせ アーツカウンシルさいたま(さいたま市文化振興事業団内) 〒336-0024 埼玉県さいたま市南区根岸1-7-1 さいたま市文化センター4階 TEL.048-767-5350(火~土 9:00~17:00、日・月・祝日休み、月曜日が祝日の場合、火曜日も休み) MAIL. artscouncil@saitama-culture.jp |
令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点事業